先週末に、２週間の新婚旅行を経て帰国しました。
とても刺激的で、心躍る旅だったことは言うまでもなく、最後にお腹までもが踊りだし、週末はトイレの中で素敵な濁音ビートの響く生活を送った次第です。食べるものもそうだけど、気をつけましょう海外は。ホントに。

旅した中で印象的だったのは、やはりウユニ塩湖。
雑誌やテレビ、友人の写真などで見ていたあの鏡面反射を直に見たくて。
２日目に見れた時は、我を忘れ飛び回りました。

そこで、現地ガイドのロージア氏によると、こんな昔話があったとかなかったとか。

遥か昔、2人の男性の神が、1人の女性の神(子連れ)を求め争った。
激しい争いの中、彼らの剣の一太刀が女性の神に飛び火し、彼女は死んでしまう。
その際に切られた乳房から、彼女の母乳が湖に流れ、やがてあたりを全て真っ白にしてしまったという。彼女の子ども(赤ん坊)は母の死を大いに嘆き、涙をこぼした。その涙が湖に沁み込むことで、湖は塩の味になってしまった。

いつの時代も、どこの神(ヒト)も、我が侭で想像力豊だったのだなぁなんて思いながら、私はロージアに奨められるまま、コカの葉を食べていたのでした。それが原因でトイレに籠るなんて露知らず。